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伊豆半島最南端!「石廊崎」は縁結び&愛の度胸試しスポット?!

最南端と言う響きに憧れて行ってみたかった、伊豆半島の最南端に位置する岬「石廊崎(いろうざき)」へ!

南伊豆という名前から、東京より暖かいと思って来たのだけど、連日風が強くて寒い!宿泊した蓮台寺荘の仲居さんからも「皆さんそう思って来られるんですが、この時期の下田は風が強くて寒いんですよ」とのこと・・・、単なる思い込みでした。

「石廊崎」へは県道を折れた、石廊崎漁港の遊覧船乗り場の駐車場に車を停めて(有料500円)、脇にある坂道から登っていきます。風が強く遊覧船はお休みでしたが、ここから約25分くらいで石廊崎周辺を一周してくれるコースを運航しています(大人1400円、子供700円)。

結構な上り坂をあがっていき、かつてのジャングルパーク(2003年に閉園)の温室や、食堂だった建物などが廃墟と化している、寂しい感じの所を進んでいくと、石廊崎灯台が見えました。石廊崎灯台は7月と11月に一般公開がされている時以外は入ることができないそうです。

南伊豆、石廊崎への道

 

南伊豆、石廊崎灯台

さらに灯台の脇を抜けて進んでいくと、下に降りる階段があり「石室神社(いろうじんじゃ)」があります。この神社には、「石廊崎権現の帆柱(いろうざきごんげんのほばしら)」という「伊豆の七不思議」のうちの1つの不思議があって、その柱の一部をガラス張りになっている床の一部から見ることができます。

-wikipedia 石廊崎権現の帆柱より-
「石廊崎権現の帆柱とは昔、播州濱田港から塩を運んでいた千石船が石廊崎の沖で嵐に遭い、その帆柱を石廊権現に奉納すると誓って祈ったところ、無事に江戸に到着することができた。その帰途、帆柱奉納のことをすっかり忘れていると、何故か石廊崎の沖で船が進まなくなり、天候が急変して暴風雨となった。往路に誓いを立てたことを思い出した船主が千石船の帆柱を斧で切り倒すと、帆柱はひとりでに波に乗り、断崖絶壁(およそ30メートル)を石廊権現の社殿あたりまで、まるで供えたかのように打ち上げられた。同時に暴風雨も鎮まり、船は無事に播州へ戻ることができたという。」

ここまで来たところでも、かなりの風で吹き飛ばされそうで怖いのですが、本当の怖さはここからでした。

この最南端の地には、実はなんともう1つ神社があって、太平洋に突き出た展望スポットに、縁結びの神様である「熊野神社」があります。手すりにつかまって歩いても、断崖絶壁すれすれで風が吹くたびに怖くて足がすくみます、人とすれ違う時にも緊張感がはしり、どっと疲れてしまいました。

南伊豆、石廊崎の熊野神社への道

南伊豆、石廊崎の展望図

この神社はお静と幸吉の伝説に由来した縁結びの神様として、前回の記事の「龍宮窟」と並ぶデートスポットとなっているそうです。確かにこんな不安定な場所では「吊り橋効果」で愛が深まるかもしれませんね?!

南伊豆、石廊崎の熊野神社

-wikipedia 熊野神社の由来と伝説より-
「お静と幸吉の伝説とは石廊崎近くの長津呂の郷に住むお静という名主の娘が、漁師の幸吉と恋に落ちたが、身分の違いで許さぬ恋であったため、幸吉は神子元島に流された。幸吉を忘れられないお静は、毎夜石廊崎の先端で火を焚き、神子元島の幸吉と愛を確かめ合っていた。ある晩、神子元島の火が見えないことを心配したお静は、たまらず小船を出して神子元島に向かったが、折りからの大風で波は高く船は進まず、お静は一心不乱に神に祈った。その甲斐あって神子元島に漂着し、無事二人はめぐりあい結ばれた。その後二人を親たちも許すこととなり、末長く幸せに暮らしたという。お静が火を焚いたところに熊野権現の祠が祀られ、以来縁結びの神として知られることとなった。明治初期の神仏分離により熊野神社と称するようになった。」


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